MT法を活用した計測システム
予知保全や経年劣化の見える化にはMT法
その手法は様々ありますが、イー・アイ・ソルでは、MT法(Mahalanobis Taguchi Method)を採用しております。
お客様の課題解決には、MT法を採用したイー・アイ・ソルのシステムをご活用下さい。
計測されたデータをいかに「意味あるもの」にするか。
その手法は様々ありますが、イー・アイ・ソルでは、MT法(Mahalanobis Taguchi Method)を採用しております。
お客様の課題解決には、MT法を採用したイー・アイ・ソルのシステムをご活用下さい。
MT法とは
算出したマハラノビス距離に基づいて,正常/異常の判定を行うことが主要な分析の目的となります。
正常な集団=基準を単位空間と呼び、その単位空間と計測したデータがどれだけ距離(Mahalanobis Distance)が離れるかにより、合否判定を行う手法となります。
処理の流れ
イー・アイ・ソルのMT法を使用したサービス
お客様が計測されたデータを使った検証、データがないお客様については、計測システムの構築から行っておりますので、初めての方にも安心してご活用いただけます。
エッジへの組込
基本的な計算処理は、全てエッジ側に組み込みます。
PC側での処理も可能ですが、この場合、生データのやりとりとなる為、チャンネル数/監視対象数が増えた際のネットワーク負荷、サーバー側の処理負荷が懸念されます。
遠隔地での計測の場合、生データのやりとりは、月々のネットワーク・クラウド費用の負担が大きくなります。
イー・アイ・ソルでは、長年の組込技術により、基本的な計算処理をエッジ側に組み込む事で、これらの問題を解決します。
このような場面で
生産設備の予知保全
突発的な故障は、部品交換時間等によるダウンタイムにより、生産計画に狂いが生じます。
例えば、モータの振動を計測。MT法により正常動作時のデータで単位空間を作り、常時計測を行い、リアルタイムに正常時からどれだけ距離が離れるかを計測・算出する事で、故障を予知します。
モータの交換タイミング
確かなデータもなく、「前回交換時より〇年経過したから」という理由だけで、まだまだ動作可能なモータを交換していませんでしょうか?その部品交換費・人件費はどれだけになるでしょうか?
MT法を採用し、モータ交換直後の振動や電流データで単位空間を作り、常時計測を行う事で、経年劣化の見える化が可能となり、不要な交換を削減する事が出来ます。
生産設備の予知保全
感応試験を行っている結果、判断基準・品質のばらつきが発生していないでしょうか?
熟練工が行っている感応試験を、別の担当者へ引き継ぐ際の技術伝承。
データがない為、上手く進めない。という事はないでしょうか?
逆に、本来OKである正常品をNGと判断し、結果的に多くのロスが生じてないでしょうか?
例えば、スピーカから発生する音の感応試験。正常時の音で単位空間を作り、常時計測・判定を行う事で、正常時との距離から異常時を特定し、これらの問題を解決致します。